ゆらゆら帝国でお昼寝中…

〜中身は空洞です〜

雑談: なぜ五行は5種類の元素なの?

鍼灸学校では「東洋医学概論」って時間がいちおう申し訳程度にあります。
もう15年くらい前の話ですけど。といっても、いまもたぶんそうなんでしょう。
鍼灸学校の課程の大部分の時間は、ふつうの解剖学とか生理学とか病気の各論などなど、西洋医学系の授業で埋まっているのです。たぶん看護学校とかほかの医療職の課程と似たようなもんなんじゃないかと思います。

でさ、「東洋医学概論」なんすけど… 正直言ってあんまりおもしろくないのよ。
現代の若い子達にさ、いきなり「陰陽の気が調和して」とか「五行に還元される」とか言ったってさ、はぁ???なにそれ???の世界ですわよ。
もうちょっと意欲的な人であっても、「五行はわかったよ。で、それでつまり腰痛が治るわけ???」とかさ。思ったりするわけですよ。あー… しかたないよね。
いきなり「木火土金水」とか言われて、わけもわからんのに五行色体表(ってのがあるのさ)を無理やり丸覚えさせられたら、そりゃーなんかおもしろくないわな。

あのとき、せめて「五行はもともと、天体の運行を観察した人たちが考え出したと言われてます」的なこと教えてもらえればよかったなー… とかなんとか、いまさらながらに妄想したりなんかしているきょうこのごろなんでございます。

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当時すでに観察されていたであろう5惑星。
水星、金星、火星、木星土星
この5つの星の名前と、木火土金水が連動してるんじゃん。とかさ。
いまさらながらにそういうこと考えて、ほえーーー… っと感動したりなぞしております。

5惑星=5種類の性質/元素 × 2(陰と陽の2種類)=10種類
こういう原理で十干はできたんだろうなー… といまさらながらに感心したりなぞしております。

ふだんなんの疑問もなしに年月日、というけど、「1ヶ月」の単位は月の運行とリンクしてるから「月」で、「1日」の単位は日(=太陽)の運行とリンクしてるから「日」なんじゃない? とかさ。

当時から干支暦みっちり勉強してたら、いまごろ違う人生になってたかもしれないな…
とか妄想するけど…絶対にないね。それは。
干支?なにそれ? 1年中年賀状でも書いてれば〜?!とかさ。
占いっぽいじゃん。怪しいじゃん。迷信だよ、それ!とかさ。
んな辛気臭いもんやれるかい!って思ってたことでしょう。

なにしろ生意気でねー私は。あ、いまでもじゅうぶん生意気ですけどさ。
やれやれ。まぁ遠回りもまたこれ人生。。。