ゆらゆら帝国でお昼寝中…

〜中身は空洞です〜

2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

【第八夜】生・旺・墓(せい・おう・ぼ)

西洋占星術だと「活動 cardinal→不動 fixed →柔軟 mutable」の流れは 「季節の始まり→季節の盛り→季節の終わり」と対応して考えられます。ちなみに二十四節気っていうのもありましてですね、「二十四節気」というのは…太陰暦を使用していた時代に、月の満ち…

【第七夜】五行の相生相剋

この辺はもう改めて目新しいことがあんまりないので、さらっと… 五行説と陰陽説が統合されて陰陽五行説が成立した段階で、五行が混沌から太極を経て生み出されたという考え方が成立して、五行の生成とその順序が確立した。1.太極が陰陽に分離し、陰の中で特…

【第六夜】なぜ「五」行なんだろう?

ずーーーっと不思議でしてね。なぜ西洋は四大元素で、東洋は五元素なんだろう?って、、、 おそらく、その「なぜ?」には絶対正解!ってのはないんでしょうけれど。いきなり脱線: 映画の"Fifth Element〜フィフス・エレメント" ミラ・ジョヴォビッチが燃え…

追記: 陰陽論の補足

陰陽説、なんかいろいろ思いついたんで追加しときます。 陰陽互根 陰があれば陽があり、陽があれば陰があるように、互いが存在することで己が成り立つ考え方。 → ごくごくわかりやすい例でいえば、光と影、善と悪 みたいなもんですねー。陰陽制約 提携律とも…

【第五夜】五行(ごぎょう)ってなんぞや?

古代の人間にとっては、世界を描写するいちばんの方法は「神話」だったと思われる。 その時代から少し進むと、思想、哲学というか、そういった類のものが現れてくる。例えば、古代ギリシア。 「雷」はゼウスが怒り雷撃を投げると解釈したのが神話の世界なら…

序: 五行(ごぎょう)って何ぞや?

そもそも「陰陽説(いんようせつ)」と「五行説(ごぎょうせつ)」は別物であります。 別物なんだけど、中国の春秋戦国時代(紀元前8〜3世紀)から秦、漢(紀元前3世紀〜後3世紀)の長きにわたる時代に次第に統合されて、中身も洗練されて、ひとつ の理論と…

追記:ごくごく教科書的な「陰陽」の分類

いちおう一般的に流布されている陰陽の分類についても載せておきます。 これらは「覚える」んじゃなくって、感覚的に「こんなもんじゃん」的に捉えておけばいいように思います。 陰: 下、右、内、入、降、沈、凹、中心、裏 陽: 上、左、外、出、昇、浮、凸…

【第四夜】占いの中での陰陽

まぁ… 占いだけなら「なぜ陰陽?」とか「なぜ五行?」とかいちいち考えなくてもいいのかもしれません。 「そういうものなんだよ」と受け入れて、丸暗記するほうが早い。と思うのです、短期的には。じゃあ、どういうものを丸暗記したらいいのかってことをざっ…

【第三夜】陰陽説と易

陰陽説とくれば、易について触れないわけにはいかないんだけれど、易について語るのはちと無理… というわけで、まぁできる範囲でお話していきましょう。 太極図、見たことありますよね。いろんなバージョンがあるようですが、いちばん有名なのがこれ。陰陽論…

追記:木星と十二支

前回(木星の運行と十二支の関係について)の続きです。いい資料を見つけました☆ …というわけで、さっそく引用。 十二支は五惑星の中で、もっとも尊貴とされた木星の運行に拠っている。木星の運行は十二年で天を一周するが、厳密には十一・八六年である。つ…

【第二夜】12について〜其の弐

いきなり「木星」の話であります。 木星: 太陽系にある惑星の1つで、内側から5番目の公転軌道を周回している第5惑星である。 太陽系惑星の中で大きさ、質量ともに最大のものである。 木星は古代から知られ観測されてきた。そして多くの文明で神話や信仰の対…

【第一夜】12について〜其の壱

占い(特に誕生日を用いる命術)は、暦と切っても切れない関係にあります。 暦の作成はそもそも、天体観測から導き出される古代からの高等技術です。暦、というか占いに欠かせないのは「12」という数字。 うーん。暦かぁ… 数字苦手なんだよな… と思うけど、…

はじめに〜なんでこのサイトを立ち上げたのか、など。

はじめまして。天海玉紀(あまみたまき)です。鍼灸師、それから占師として仕事をしています。鍼灸治療、指圧やらマッサージやら、西洋占星術、算命学、手相を読みながら常に絶賛修行中で、タロットも愛しています。 その他の占術もいろいろかじって嗜みます…