【第十七夜】 半会(はんかい)
三合会局を、生まれつき一人で全部持ってる人は少ないと思いますが、半会(はんかい)を持ってる人は結構たくさんいらっしゃいます。
三合会局の組み合わせのうち、2つを持ってれば、それが半会。残りの1つが年運とか大運で回ってくれば、三合会局になりますね。
で、半会のうちでも土性が含まれてるかどうかで、「正気半会」と「雑気半会」とに分かれます。
土性が含まれてたら「雑気半会」です。
「正気半会」 申−子 亥−卯 寅−午 巳−酉
「雑気半会」 申−辰 子−辰 亥−未 卯−未 寅−戌 午−戌 巳−丑 酉−丑
なんといいますか… 土性は現実。
つまり、土性が欠けてる「正気半会」は、別名「狂気半会」とも呼ばれるんだそうです。派手で華やか。夢や空想が膨らみすぎる、とか。これを2つ同時に持ってると、そういう要素がどどーんと出やすい、と言われてます。
それから、半会の大親分は、「大半会(だいはんかい)」 天干が同じで、地支が半会。
例) 庚午 ⇒ 庚寅 庚戌
なんといいますか… 広がりすぎるのも良し悪し…とも言われます。当然ながらお互いに引きあう力も強いので、仕事関係ならともかく、家族や付きあう相手だと、収拾がつかなくなってなかなか大変そうです。