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【第十五夜】四勢/四正/四庫→三合会局

十二支を一気に全部書くとすごくくたびれそうなので、てきとーにやります。
というわけで、三合会局。

はっきりいって、いきなり「三合会局」とか「半会」とか「支合」とか、丸覚えしようとした自分、つくづくお馬鹿だわ…と思います。
そりゃー字面では覚えても、意味わかってないんだったら意味ないっす…って感じでした。
というわけで、急がば回れでございます。

とりあえず、それぞれの十二支の季節だけでもピンとくるようになるのが、まず第一段階です。
「亥」って言われたら、ああ寒いのね。「未」って言われたら、まだまだ暑いけど秋に向かってるのね。みたいに。
というわけで、これ。


十二支を季節分類すると、こうなります。こないだ確か、「生→旺→墓」の話で書きましたが、おんなじこと。

四勢(季節の始まりで勢いがある)=寅、巳、申、亥
四正(季節の真ん中で最も盛んな時期)=子、午、酉、卯
四庫(季節の終わりで次の季節につなぐ。土用)=丑、辰、未、戌

この3種類がセットになって、ひとつの季節を形作る、というわけです。

亥、子、丑 ⇒冬
寅、卯、辰 ⇒春
巳、午、未 ⇒夏
申、酉、戌 ⇒秋

この中で、もっとも力が強いのは「四正」といわれる四つ。子(北)卯(東)午(南)酉(西)です。
※ ちなみにこのうち「子⇔午」「卯⇔酉」の組み合わせは激しく激突するんですね。冲(ちゅう)っていいます。これはのちほど。
そして、季節の終わりには必ず土性が来てます。この時期のことを「土用」っていうんですね。

この辺までは、まぁそんなに苦労はないはずです。では次。

じゃん。なんか星型みたいできれいですね。これがいわゆる東洋版グランドトラインともいえる、三合会局です。
それぞれの「勢」「正」「庫」をひとつずつ組み合わせています。

勢−正−庫

巳−酉−丑 (三合金局)
亥−卯−未 (三合木局)
寅−午−戌 (三合火局)
申−子−辰 (三合水局)

と、こういう組み合わせです。真ん中が「四正」ですね。これらが各組のリーダーってか、親分みたいなものです。
だから各組の名前は、「四正」の性質に即した名前になってるわけです。「酉」だったら、金、というように。

まぁ、算命だと三柱ですし、なかなかこの三合会局をそのまんま丸ごと持ってお生まれの方はそうそう多くないと思います。
でも、次にいうような半会を持ってると、後天運で残りの一つが回ってきたときに三合会局が形成されるようなことは多々ありそうですね。

あー… 半会の図は書いてなかった。。。またにします。