ゆらゆら帝国でお昼寝中…

〜中身は空洞です〜

追記:木星と十二支

前回(木星の運行と十二支の関係について)の続きです。

いい資料を見つけました☆
…というわけで、さっそく引用。

十二支は五惑星の中で、もっとも尊貴とされた木星の運行に拠っている。木星の運行は十二年で天を一周するが、厳密には十一・八六年である。つまり木星は一年に十二区画の中の一区画ずつを移行し、その所地は十二次によって示される。

木星は太陽や月とは逆に西から東に向かって移動するので、木星の反映ともいうべき仮の星を設けて、これを時計と同じように東から西へと移動させることにした。この想像の星は神霊化されて「太歳(たいさい)」の名称で呼ばれるが、この太歳の居処につけた名が、子・丑・寅・卯・辰・巳・午
・未・申・酉・戌・亥の十二支である。

つまり十二支は木星と反対方向に、同じ速度で巡る太歳の居処につけた名称であって、これが年の十二辰または十二支である。

『十二支〜易・五行と日本の民俗』 吉野裕子 人文書院

前回だらだらといろいろ書きましたが、要約するとほーんとにこんな感じです。
以上っ。