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〜中身は空洞です〜

2015/03/08 高尾山火生三昧火渡り祭

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子供の頃から、高尾山のおひざもとみたいなところにずっと住んでたんですけど、山には行っても、行事のときには混みますから、近いと意外になかなか行かないものなんですよ。小さい頃いちど行って以来、でございました。

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どーーーーん。。。いちめんにもうもうと立ち込める煙、煙、煙…!!!

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ようやく少し煙が散って、炎が見えてきました。

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前の日から、ずっと降り続いていた雨がようやく止んで、火渡り開催です。
だんだん燃えてきました。真ん中がちょっと高く積み上げられて、ケーキみたい。

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もえろーもえろーあーかいひー

高尾山は修験の山。儀式も法螺貝の音が響き渡り、リズミカルな太鼓と鈴の音が響く中、お経が繰り返し繰り返しエンドレスに唱えられますので、その中で炎を見つめているとこれは一種のトランス状態になるでしょ!というのがよーーーくわかります。

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だんだん炎が激しくなってきました。だいぶ距離があるところから見ていても熱が感じられるので、そばにいる山伏さん達は相当熱いことでしょう。

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ごおおおーーーーー。ぱちぱち。ばちばち…めらめら… 炎の音がします。

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だんだん平らにならして、周囲に引火しないように周りに水を撒きながら、少しずつ炎が収まっていきます。

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山伏さん達や、修行者さんたちが渡りはじめました。
わお〜!まだ燃えてますってばよ。熱そう!!!

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正面からみるとこんな感じ。延々と長蛇の列を並んで、一般人もみんな渡ります。脱帽は当然としても、みんな裸足!です。

靴を脱いで、下はぐちゃぐちゃの雨上がりの冷たい泥の地面の上をぺたぺたとあるき、まだ焼けたてのほのかに暖かい灰の上を歩いて渡る、ほんのそれだけでも足の裏からふだんとまったく違う新鮮な刺激が入ってくるように感じられます。

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どーーーーん。おふだ。
高尾山近辺の住民には見慣れた配色と形です。なんか懐かしい♪

 


高尾山火生三昧火渡り祭 - 高尾山薬王院