2015/01/11 大磯の左義長
毎日毎日寒いしなー… 火の写真撮りたいなー…
ということでやってまいりました。
どん。大磯の左義長@大磯北浜海岸
左義長というのは大磯流の呼び方で、たぶん全国的には「どんど」とか「どんと」焼きと言われているのではなかろうか。
※ 左義長ってなに?詳しい解説はこちら!
※ もともとは1月14日に行われていたそうですが、いまは14日が平日だとその前後の土日祝日のどこかで行われているとのこと。
17:30 西の空に金星と水星が輝いています。
大磯といえど、さすが海岸。風が強くて寒い!
海岸には9基の大きなサイト(正月飾りを集めて作られている)がずらりと並んでいます。正月飾り、たくさんのだるま、お札などがたーーーくさん積み上げられている。(だるまを焼くかどうかは地方によって違うらしい)
そもそも、道祖神のお祭りです。道祖神は古くからの民間信仰。路傍の神様。災厄の侵入防止や子孫繁栄を願って、辻に祀られている石像や石仏。
「さいのかみ(賽の神、障の神、幸の神)」とも呼ばれて、全国にさまざまな信仰の形としてのバリエーションがあって、たぶん長野(安曇野が有名だったのでは?)をはじめ、関東に多いんだったはず。
このような男女一対のスタイルは、子孫繁栄を願ってのことでしょう。
18:30 太鼓の音が響いて、いよいよいっせいに点火。
海岸中が、煙と炎に包まれるのは壮観です。
ん? 群がる人たちが手にしている長い棒は???
長い棒の先にはお団子が。この炎で焼いたお団子を食べると、1年間元気で無病息災に恵まれる、ということなんですね。
中央にあるひときわ大きなサイトの側には裸のお兄さんやおじさんたちが!
「セエトの火が燃え盛る頃、若い衆が裸になってソリ状の台に載せたセエノカミサンの仮宮を壊して海に引き入れ、さらに浜方と陸(おか)方に分かれて綱を引き合う、ヤンナゴッコという珍しい行事も行われます」ということで、道祖神のお仮屋が引っ張られていく!
ざっぱーーーん。海に入っちゃいました。(うひゃ〜!寒いんだよ。寒いんだよ。めちゃくちゃ風が強くて寒い日なんだよ!)陸側と綱を引っ張りっこしています。
そのあいだも、みんないっしょうけんめいお団子を焼いています♪
すっかり暗くなりました。赤々と燃える炎。空にはオリオン座。
もえろーもえろーあーかいひー