2013/09/23 ぶらぶら熱海
伊豆大島への夜行日帰り帰路は、熱海経由と相成りました。
どどーん。お湯の街、熱海にやって来た。
熱海七湯のひとつ。大湯のそばにある湯前神社。
熱海の地名は、およそ1500年前(?!)海から熱湯が湧いて魚がみんな死んでしまった、というできごとに由来するそうです。当時、困り果てた漁師たちを救うために、箱根権現の万巻上人が祈願により、源泉を海中から現在の陸地に移した、という伝説もあるとのこと。江戸時代には、徳川家康が熱海に来湯して以来、徳川家御用達の名湯として知られ、熱海のお湯を江戸城に献上させる御汲湯も行われたのだそうな。凄いなー。筋金入りの歴史ある名湯、ですね。
古い旅館の建物を利用しており、昔ながらの木造建築の味わいのある建物です。熱海駅から商店街のアーケードを抜け、アップダウンの多い、くねくねと曲がりくねった迷路のような町並みをてくてくと歩いて15分くらいかかったかな〜。
『熱海七湯』は、大正時代までは自噴の温泉で、熱海の名湯として知られていたそうな。七湯は、お宮の松にほど近い熱海銀座近辺に散在。
それぞれはモニュメントになっており「入浴施設ではない」とサイトに但し書きが出ている! →熱海市役所サイト「熱海七湯めぐり」
- 大湯
- 野中の湯
- 佐治郎の湯
- 風呂の湯
- 清左右衛門の湯
- 河原湯
- 小沢の湯
大湯の間欠泉。4分毎に3分間湧出する、って書いてあった。
到着したときには、しーーーんとしてたので、しばらく待ってました。
ぶしゅーーーーーーー!!!!!
わわわわわわーーーー!!!!!
暖かい湯気としぶきが飛んできます。
ぬおーーーー!!! なんかダイナミック!!!
大湯の近くにあったのが、こちらの小沢の湯。
あらら。なんかフタしてある! 気になるなぁ〜〜〜♪ ぱかっ。
うわわ〜! 温泉たまご作ってるのですね! いいなぁ〜〜〜♪
熱海の街、海沿いを車で通ったことしかありませんでした。寂れたホテルや空き地になっちゃった廃墟とか見ると、なんだかさびしい気分になっちゃうところだなぁ…という印象が強かったのですが、ところがどっこい。なにしろ歴史の厚みが、そんじょそこらの温泉街とは訳が違う。お湯の力だけなら、もっと山奥でがんがん湧き出すお湯のほうがずっと野性的でパワフルなのかもしれないけど、さすがの熱海、やっぱり凄いんだなぁ…という感想を抱きましたですよ。商店街も元気そうだった。こんどはまた再訪して、違うお湯を体験してみたいものです。
※ 追記:翌年(2014年)は、伊豆山の走り湯源泉を訪れました!