花のように森のように@小石川植物園(2013年3月24日)
先日は「小石川後楽園」に行ったのですが、
今回は「小石川植物園」に行ってきました。
もともとは、小石川御薬園。つまり薬草園だったとのこと。
その後、小石川養生所が園内に作られるのだそうです。
現在は、東京大学の施設ですが、通称は『小石川植物園』だそうな。
入り口を入って、まっすぐ坂を上った高台の上は桜ゾーン。
ちょうど満開でお花見の人たちがたくさんいました。
いろんな桜がある〜!
これはひときわ美しかった!
甘藷試作跡の碑。
〜亨保20年(1735年)に青木昆陽(通称、甘藷先生)が、この地でサツマイモの栽培を試みました。この試作の成功により、サツマイモが全国的に栽培されることになりました。この記念碑は大正10年(1921年)にその功績をたたえて建てられたものです〜
小石川養生所の井戸の跡。
〜亨保7年(1722年)に設立された小石川養生所で使われた井戸です。大正12年(1923年)の関東大震災の時には、飲料水として役立ちました〜
震災の碑。
関東大震災の際には、この敷地で多くの人が避難生活を送ったそうです。
ここから奥は、都内とは思えないような静かな森が続きます。
素晴らしかったな〜。ここ、ものすごく好きだ。また行こう♪
高台から庭園の南側をのぞむ。
整えられた日本庭園が広がります。
高台の自然な森とはまた全然違った美しさです。
色とりどりの花が咲き誇り、池に映えます。
グラデーションが息をのむほど美しい。
自然って凄いね。
水のある風景。
印象派の絵画のような。
花が満開の季節であったこともありますが、素晴らしかったです。
個人的には、都内の都立や公共の庭園のなかでいちばん気に入った。
人工的に作り込まれすぎず、自然な山や野原の雰囲気が味わえます。
わざわざ山に行く時間が無いときでも、ここならだいぶ楽しめそう。
初めて行ったのですが、もっと早く行くべきだったなぁ〜〜〜。
今後ヘビロテしそうな予感がむんむんします。
※ 最寄り駅は、東京メトロ茗荷谷駅、または都営地下鉄の白山駅。
どちらの駅からも徒歩10分〜15分くらいかかります。
(それがまたよい、とおもふ)