ゆらゆら帝国でお昼寝中…

〜中身は空洞です〜

【第二十二夜】 「破」について

位相法は、その人が持ってる無意識の行動パターンを表す、ということだそうで。

半会みたいな融合条件を持ってれば、その人は自然と広げていく行動を取るだろう。
刑みたいなトラブル因子を持ってれば、その人は自然と人とぶつかるような行動を取るだろう。

…みたいなもんですね。で、これらはみんな実際の行動や出来事として外界に現れてくる、と解釈されてるようですが、以下の「破」だけは別物。自らの内面、心の不規則な変化や強い葛藤を示すので、必ずしも「破」があるからといって外界に現象が現れてくるわけでない、と言われます。(ただし他に破壊条件があれば、それを強める、かもしれません)

というわけで、「破」です。以下の4組。なんか不規則ですね。。。


辰+丑 (天上と地上の組み合わせで、これが最も強い葛藤を生む「破」だと言われます)
酉+子
戌+未  卯+午 (戌+午の支合を不安定にする組み合わせ)


寅、巳、申、亥の四勢には「破」はないのね。
なんでかな? 四勢は始まりの勢いに溢れてまっしぐら!だから、迷ったり惑ったりするような「破」には縁がないのか?

たぶんこれ、「参考までに…こういうのがある、と頭に入れておくといい」的なものかもしれません。
例えて言うなら、西洋占星術の150°のアスペクト、みたいな。言われてみれば「ああ!そうかも」みたいな。

ちなみに「破」があると、内面の葛藤が強いけれど、霊感的な感覚も発達する、とも言われています。
知人で、辰+丑の破がある人います。確かにそちら系の強力なパワーがあるようです。
でもな… その人は宿命中殺だし、調舒星とか(×2だったような…)なので、おそらく「破」のせいだけじゃなさそうです。