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〜中身は空洞です〜

雑談:「此岸」と「彼岸」

お彼岸、になんでお墓に行くんだろ? って、昔からなんとなく疑問だった訳ですが。
「彼岸会(ひがんえ)」という仏教の考え方にのっとっているのですね。
春分秋分を中日とし、前後各3日を合わせた7日間のこと、であり日本独自のもの、らしい。

ハッピーマンデーなるものができて、体育の日やら成人の日やらは毎年日付が変わるようになった訳ですが。
春分の日秋分の日は、毎年違うけど、だからって月曜日に寄せることはできないんですね。

春分の日は、占星術的言うところの新年みたいなものですね。牡羊サインの位置に太陽が移動してくるとき。
(2011年3月12日に天王星が牡羊に移動したわけなんですが、そのタイミングで大地震が来たこととは、結びつけて考えたくなるよね…)
明日(2011年9月23日)は、秋分の日です。太陽がぐるーっと回って、牡羊の対向の天秤サインに入るとき。

春分秋分の流れは、牡羊サイン〜乙女サイン。個人が生まれて、育って、発達していく過程。
秋分春分の流れは、天秤サイン〜魚サイン。個人は社会にデビューして、集団の中に生きていく過程。

で、魚の最後まで行くと、またこんどは牡羊サインになって、螺旋のようにぐるぐると回っていく、というわけです。

作物を考えるとわかりやすい。春にまいた種は育って、秋に刈り取られる。それを使って生活してまた春に種をまく。

春分は、東洋的には「卯」ですね。木性。もわもわと育って茂っていくようす。
秋分は、東洋的には「酉」ですね。金性。刈り取ってきっちり形にするようす。

太陽の照る時間は、夏至を頂点にいちばん長かったけれど、いまはどんどん陽が短くなり、秋分を超えると暗い時間の方が長くなります。
だんだん陰が濃くなる、というわけです。

冬至は、東洋的には「子」ですね。水性。
夏至は、東洋的には「午」ですね。火性。

西洋占星術的には、射手サインの時期が「陰が極まっていく時期」って言われるのはビミョーかもしれませんがね…
「寒い時期をじっと耐える山羊サイン」とか言った方がピンと来るのかな〜…
でも、山羊の時期は「寒い中にも陽が生じている」っていうんすよね。1月の厳寒期だって言うのにさ。。。(笑)

まぁ、なんにせよ「ずーっと暑い訳じゃないし、ずーっと寒い訳じゃない」としか云いようがないです。
「暑さ寒さも彼岸まで」と言うくらいですからね。