「鹿島の大神を信心すべし」の巻 〜其の弐〜
夜が明けます。あさぼらけ。
常陸の国にお邪魔しました。
鹿島神宮の御手洗池。この少し前の時間帯には、早朝修行なさってる神職(?)の方々がいらっしゃいました。
昔はこの池がある側が入り口で、ここで身を清めてから参拝したのだ、という話だったように思います。鹿島の神様は、東の海からざぶざぶと上がってきたんでしたよね、確か。
あえて人を写してませんが、早朝だというのにすでにお水には延々と長蛇の列ができています。(いつもそうなのでしょうか?この日は「お水取り」にいい日と言われているのも関係あったのではないかと思われます)
湧き出る水を頂きます。お水は冷たく澄んでとても美味しい。
境内は堂々とまっすぐ空に伸びる樹木がたくさんあって、なんとも清々しい。
遊歩道のようにもなっていて、ぐるぐると歩き回るだけで洗われるようです。
鹿島神宮のご眷属は、鹿なのでした。
サッカーチーム鹿島アントラーズの「アントラー」は鹿の枝角のことだそうです。
新しく建て替えられた鳥居。立派ですね。
ほのかに新しい木の香りがしました。
2012年にお邪魔したときには、鳥居は震災で倒壊してしまったあとでした。
北浦に沈む夕日。一の鳥居のシルエットが見えます。
冬至の日の朝日は、鹿島灘に面した東一の鳥居の向こう側から上るとのこと。おそらく冬至の夕日はこの鳥居の正面に沈むのでしょう。
その頃また来よう。覚えておこう。
※ 2012年の参拝記録
※ 次回は息栖神社と忍潮井の巻、に続きます。