2013年10月10日〜14日 鼓童塾のこと
新潟港からフェリーで約2時間半。そこからバスで約1時間。
たどりついたのは、ここ。
海沿いの集落から山道をくねくねと登ること約1キロ。鼓童のメンバー育成の為の研修所。すでに廃校になった中学校(岩首中学校)の校舎を改装した建物です。
くねくねと縦長に奥までつづく校舎。
校庭。
校庭側からみる校舎。
研修生のみなさんによる自給自足用の畑。
田んぼも作っているんですって! 刈り取られた稲が干してあります。
田んぼは山の上のほうにあるんです。
4泊5日、毎朝の日課ランニングでは、山道をのぼって田んぼまでいく。
日本海の向こう岸に見えるのは、ロシア… ぢゃなくって、新潟。
おお。なんかすごい!
研修所入り口には、こんな標語が掲げられている。
ここが岩首中学校だった時代から、そのままあるのでしょうね。
体育館は太鼓の稽古場。
稽古場の床は、毎朝必ず隅から隅まできっちりとぞうきんがけされてピカピカ。
いろんな人の思いが詰まった、敬意とともに大切にされている場所ならではの、凛とした空気と時間がみなぎっていました。
研修所の長い長い廊下。
ここもまた毎朝のぞうきんがけとお掃除でピカピカです。
鼓童に入団を希望する研修生は、ここで2年間の規律正しい修行生活を送っています。
http://www.chie-project.jp/010/no02.html
例年秋に、鼓童の齋藤栄一さんを塾長とする「鼓童塾」という合宿が開催され、その際には今回の我々のような外部の者もこちらにお邪魔することができます。
今回私は、2013年度の鼓童塾に参加させて頂きました。コトバにはならない、深くて分厚くて豊かな体験でした。一生に一回しか参加できない合宿。素晴らしかったです。
底抜けに明るく、パワフルで洒脱で自由自在な魅力に溢れる齋藤塾長をはじめ、全国から集まった19名の仲間たち(下は中学生から上は60代まで!太鼓の上手ヘタも、老若男女も問わず、みんないっしょです)、とにかくつぎつぎに思いっきり笑ったり泣いたり、なんともにぎやかにとびまわる私たちを快く受け容れ、手厚くもてなして下さった石原所長をはじめスタッフの方々、31期研修生のみなさまに、心より感謝と御礼を申し上げます。また会おうね!
【 追記 】
その後の展開 その1
月刊 鼓童 vol.330(2013年11月号) - ゆらゆら帝国でお昼寝中…
その後の展開 その2
2014/01/23 嬉しいことばっかり -悦楽♪メタモルフォーゼ
その後の展開 その3
鼓童 佐渡特別公演2014春(前半3日間を追っかけしました♪) - ゆらゆら帝国でお昼寝中…