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【第八夜】生・旺・墓(せい・おう・ぼ)

西洋占星術だと「活動 cardinal→不動 fixed →柔軟 mutable」の流れは
「季節の始まり→季節の盛り→季節の終わり」と対応して考えられます。

ちなみに二十四節気っていうのもありましてですね、「二十四節気」というのは…

太陰暦を使用していた時代に、月の満ち欠けだと約28日サイクルなので実際の季節とのズレが生じてくる→農業などに不便が出る。そのため、季節を現すための工夫として考え出されたもので、1年(太陽のワンサイクル)を24等分にして、その区切りに名前をつけたもの、ってことらしいです。
現在でもカレンダーに記載されていたり、季節の季語のように使われたりしますよね。


で、これ日付みるとわかると思いますけど、西洋占星術のサイン分けとも重なりますよね。
(太陽の運行が元なのであたりまえか…)

でもって、何が言いたいかというと、暦に即して言えば、季節は流れる、季節は変わるってことですかしらね。このこと自体は、日本にいる限りはあんまり違和感なく素直に受け止めることはできますかしらね。
※ でもさ…しつこいようだけど、これやっぱり赤道直下とかだと説得力ない理論だよな… シンガポールあたりでは占いは何使ってるんだろ?現実の季節とは対応してなくても、陰陽五行という抽象理論として捉えないとなかなかピンとこないような気がするな…

森羅万象は、いずれもまず始めがあって、壮んになり、そうして終わる。
生(せい)・旺(おう)・墓(ぼ)ということである。何事も始まらなければ壮んにならず、壮んになることなくして終わりはなく、終わりなくしては始まらない。こうして限りなく輪廻する。生・旺・墓の盛衰の原理のなかには、輪廻が潜められていて、生旺墓の三つが具備しなければ万象は生生流転、輪廻転生を行い得ないと説くのである。

まぁ… 言葉は難しいですけど、要するに物事はなんでも、
 「生(はじまる)→旺(盛んになる)→墓(終わる)」の3点セットだよ、ってことですね。
季節にこだわらず、もっとひろく「物事はなんでも」と言えば、これには特に異存ありません。

で、次は三合の話になるのか。。。考えときます。


⇒ ってわけで、これになりました。 【第十五夜】四勢/四正/四庫→三合会局