ゆらゆら帝国でお昼寝中…

〜中身は空洞です〜

【第七夜】五行の相生相剋

この辺はもう改めて目新しいことがあんまりないので、さらっと…

五行説と陰陽説が統合されて陰陽五行説が成立した段階で、五行が混沌から太極を経て生み出されたという考え方が成立して、五行の生成とその順序が確立した。

1.太極が陰陽に分離し、陰の中で特に冷たい部分が北に移動して水行を生じ、
2.次いで陽の中で特に熱い部分が南へ移動して火行を生じた。
3.さらに残った陽気は東に移動し風となって散って木行を生じ、
4.残った陰気が西に移動して金行を生じた。
5.そして四方の各行から余った気が中央に集まって土行が生じた。
というのが五行の生成順序である。

そのため五行に数を当てはめる場合五行の生成順序に従って、水行は生数が1で成数が6、火行は生数が2で成数が7、木行は生数が3で成数が8、金行は生数が4で成数が9、土行は生数が5で成数が10、となる。

なお木行が風から生まれたとされる部分には四大説の影響が見られる。

へえーーー! 最後の一行ホントかな?
こういうところをもっとマニアックに掘り下げてみたいですね。今後の課題。

五行の語がはじめて見られるのは、『尚書』『洪範』である。それによれば、
「五行は一に曰く水、二に曰く火、三に曰く木、四に曰く金、五に曰く土。
 水に潤下といい、火に炎上といい、木に曲直といい、金に従革といい、土は爰(ここ)に稼穡す」
といって五元素の生成順を、もっとも微かな存在の水から土に及ぶものとし、併せて五原素の性状をも述べている。

ふむーーー。。。

潤下(じゅんか)とは、寒涼・慈潤・下降といった、涼しくて下に下がるような状態。
曲直(きょくちょく)とは、成長・昇発・伸長・のびのび(木性は守備力、っていうのと微妙に矛盾するな…)
炎上とは、温熱・上昇というような、いかにも熱!の状態。
稼穡(カショク)とは、生化・継承・受納といった、受け入れて育てるような状態。
従革とは、清潔・粛降・収斂といった、内に収めていくような状態(金性は攻撃力、っていうのと微妙に矛盾するな…)

木と火は陽。木は陽中の陰、火は陽中の陽。
金と水は陰。金は陰中の陽、水は陰中の陰。
土は… なんだったかな? 陰陽両方、だったかな。確か…

五行/相生相剋図

この図は有名ですね。相生(そうしょう)と相剋(そうこく)を表してます。
とりあえず、この下のフレーズをソラで言えるようにしとくと、非常に便利です。

○ 相生(仲良い関係)

木生火(もくしょうか) → 木が燃えると火になる
火生土(かしょうど) → 火が燃えつきると灰になって地にかえる
土生金(どしょうきん) → 土の中から金属が出てくる
金生水(きんしょうすい) → 金属の表面に水滴がついて水が生じる(…ここは結構苦しいよな)
水生木(すいしょうもく) → 水が木を育てる


○ 相剋(仲悪い関係)

木剋土(もっこくど) → 木は土から栄養分を吸い取る
土剋水(どこくすい) → 土は水の流れをせき止める
水剋火(すいこくか) → 水をかけると火は消える
火剋金(かこくきん) → 火は金属を溶かす 
金剋木(きんこくもく)→ 金属の道具は木を切り倒す

もうひたすらこれです。これだけはなんとしても覚えとかねばならんです。
私は最初はもうひたすら音で暗記しました。小学生の九九と同じね。

そろそろ占いの話したいですね。。。またあした。