ゆらゆら帝国でお昼寝中…

〜中身は空洞です〜

追記:ごくごく教科書的な「陰陽」の分類

いちおう一般的に流布されている陰陽の分類についても載せておきます。
これらは「覚える」んじゃなくって、感覚的に「こんなもんじゃん」的に捉えておけばいいように思います。

  • 陰: 下、右、内、入、降、沈、凹、中心、裏
  • 陽: 上、左、外、出、昇、浮、凸、末端、表

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  • 陰: 地、月、日陰、夜、夕、暗、秋、冬、北、西、水、暗、寒、冷、涼、湿、雌
  • 陽: 天、日、日向、昼、朝、明、春、夏、南、東、火、明、暑、熱、温、乾、雄

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  • 陰: 静、濁、聚、凝縮、下降、柔、重、黒、青、紫、物質
  • 陽: 動、清、散、拡散、上昇、剛、軽、白、赤、黄、働き

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  • 陰: 女、老、下部、内側、中心、体内、腹、臓、血、営、体幹、形態
  • 陽: 男、幼、上部、外側、末梢、体表、背、腑、気、衛、四肢、機能

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  • 陰: 肝、心、心包、脾、肺、腎
  • 陽: 胆、小腸、三焦、胃、大腸、膀胱

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  • 陰: 静、衰弱、寒冷、湿潤、減退、慢性
  • 陽: 躁、強盛、温熱、乾燥、亢進、急性

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お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、これはいわゆる東洋医学の教科書から写してきてます。
抽象用語に関しては比較的自然に受け入れられるのではないでしょうか。

が… まぁ人体の構造に陰陽五行を当てはめたのは、妥当なところもあるけど、ちょっとこじつけでないの???
としか思えないところも多々あります。

あとは、よーーーく見ると矛盾してるんじゃないの?というツッコミを入れたくなるような点もあります。
ま、でもそれを言うと「陰の中に陽があり、陽の中に陰があるのだ」とかわかったようなわかんないようなことを言われます。たぶん。
要するに、この分類自体も絶対不変のものではないんだよ、ってことです。おそらく。



さらにいえば、そもそも陰陽説と五行説で、世界の全てを矛盾なく説明し尽くそうとする前提に無理があるんじゃないのかな〜〜〜…と、私自身は思ってます。研究者の方々もそれはそう言ってます。陰陽五行原理主義者みたいな方々には怒られそうですが。いいです。構わん。
私はドグマ(教義みたいなもんね)がキライなんで、原理主義はキライです。

そもそもこういうのを「絶対の法則」とか信じるとすごく息苦しいと思うんですけどね。私は。
まぁ、そういうスタンスで書いていきます。変人ですので。