【第四夜】占いの中での陰陽
まぁ… 占いだけなら「なぜ陰陽?」とか「なぜ五行?」とかいちいち考えなくてもいいのかもしれません。
「そういうものなんだよ」と受け入れて、丸暗記するほうが早い。と思うのです、短期的には。
じゃあ、どういうものを丸暗記したらいいのかってことをざっくり書いてみます。超基本編。
○ 十干
- 陽: 甲 丙 戊 庚 壬
- 陰: 乙 丁 己 辛 癸
○ 十二支
- 陽: 子 寅 辰 午 申 戌
- 陰: 丑 卯 巳 未 酉 亥
わざと読み仮名は振ってません。はっはっは。
そしてさらにこれが五行で五分類されますんで、覚えることはもうちょっと増えます。
あとは、約束事によって「いい組み合わせ」とか「よろしくない組み合わせ」とかあります。
ある意味、単純だよね。これだけ。あとは順列組合せの問題。
… なわけですよ。ごくごく単純化して言えば。
まぁ、さらにはそれぞれの占術独特の用語や法則が山のようにたくさんありますがね〜(これが手ごわい…)
前回は「陰陽にはグラデーションがあるんだ!」と力説したんですが、占いするにあたっては陰陽の記号、というか分類は固定です。
(このあたりがたぶん、私が長らく東洋の占いに抵抗がある最大の理由なんだよな… 個人的な感覚として)
でもって、じゃぁこの決まりを覚えれば簡単じゃん♪ と言えそうなのですが… いろいろありましてたぶん
これがまたどうにもこうにも一筋縄ではいかないようなのです。おそらく短期での習得は難しいね。(当社比)
こんな味もそっけもない、見慣れない漢字がばらばらと並んでるものを、そうそう簡単に読めるようになるんだろうか?
これはもう、なんだか知らない言語の習得にチャレンジするのになんだか近いような気がします。
…といっても、たぶんご覧くださってる方の中には西洋占星術を読める方が少なくないだろうと思うのですが、最初あれだって記号を覚えたりアスペクトを覚えるのはちんぷんかんぷんじゃありませでしたか???
なんでトライン(120°)はスムーズで、スクエア(90°)は足の引っ張り合いなのかって、考えませんでしたか???
ロジックがわかってるほうが、のちのち応用が利くし、丸覚えする事項が減ると思うんだよね…
そんなわけで、私は丸覚え方式には断固NO!の変人でございます。
じゃ、明日はたぶん「五行とは」とか「十干とは」とか「十二支とは」あたりに突撃したいと思います。
あくまでも予定は未定ですが。